この記事ではこんな悩みに答えます。

自分の用途に合うパソコンの選び方を知りたい

パソコンを買う時にチェックした方がいいのはどんなこと?
パソコンは決して安い買い物ではありません。
あなたもそれを承知しているからこそ

パソコン選びで失敗しないためにはどうしたらいいんだろう…
と考えてこの記事を読んでくださっているのだと思います。
この記事では、そんなあなたに
- 用途別、最低限欲しいパソコンのスペック
- パソコン選びの際に必ずチェックして欲しい9つの項目
について解説します。
この記事の内容をわかったうえでパソコンを購入すれば大きく失敗することはありません。
では本題に入る前に、大前提として
自分は何のためにパソコンを使うのか
これを明確にしてください。
なぜなら、パソコン選びの最大の要素はこの「使う目的」だからです。
使う目的がはっきりしましたら先を読み進めてください。
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用途別、最低限備えておきたいスペック
結論から言うと、用途別の「最低限欲しいスペック」の目安は下記の表の通りです。
用途 | CPU | メモリ | ストレージ |
インターネットの利用、ブログ、文書作成、動画の視聴 | Core i3 | 4GB | SSD128GB |
上記の用途+大量の画像、写真の使用・編集 | Core i5 | 8GB | SSD256GB |
ゲーム、動画編集 | Core i7 | 16GB | SSD512GB |
使う目的に応じて、この表の数字より高いスペックのパソコンを選びます。
表はあくまでも目安であることをご承知おきください
当然ですが、これ以上のスペックを擁するパソコンを使ってもまったく問題ありません。
例えば、ブログ目的で選ぶパソコンのスペックが「Core i5、8GB、SSD512GB」とかでも構いません。
あえてワンランク上を選ぶと「常に十分な余力がある状態」になるので、動きに関して不満を感じる場面は少なくなるでしょう。
ただしその反面、価格は高くなりますので予算と相談する必要があります。
パソコン選びで必ず確認すべき項目9つ
パソコン選びの際に重要な項目は以下の9つです。
- 予算額
- デスクトップパソコンかノートパソコンか
- 画面の大きさ
- 本体の重さ
- バッテリー駆動時間
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- Microsoft Officeの有無
順番に詳しく見て行きましょう。
予算額
まず自分が欲しいパソコンの価格相場を知りましょう。
「価格.com」が相場の確認やショップごとの比較に便利です。
次に相場と自分の予算額を比べます。
相場に対して予算額があまりに少ない場合は急を要さないなら無理に買おうとせずある程度貯金をすると良いです。
金銭的余裕がないと安さにこだわるあまりスペック不足のパソコンを買ってしまいがちだからです。
逆に予算に余裕がある場合は、もうワンランク上のスペックまで視野に入れておきましょう。
ぶっちゃけ、パソコンのスペックは明らかなオーバースペックでない限り高いに越したことはないからです。
また、パソコンを安く買う手段として中古パソコンがありますが、選び方のノウハウがない状態では中古パソコンは購入しない方が良いでしょう。
デスクトップパソコンorノートパソコン
これに関してはノートパソコンを選んでおきましょう。
理由はコスパと使い勝手の良さ(デスクトップは持ち運びができない)に尽きます。
逆にデスクトップパソコンを選ぶケースは
- 使用目的がゲームや動画編集など高い処理能力を必要とする場合
- 持ち運びをするつもりがない(作業場所が決まっている)
- 予算に余裕があり、多少高価でも性能の高いパソコンを導入したい
といった条件をすべて満たしている場合くらい限定的と思ってもらってOKです。
画面の大きさ
当たり前ですが、画面は大きい方が見やすいです。
ただ、ノートパソコンの特徴である持ち運びを考えた場合、画面が大きくなるほど不便になります。
利用は基本自宅で持ち運びも家の中だけ、という方は見やすさ重視で15.6インチくらいの大きさが良いです。
逆に、外に持ち運ぶことも考えている場合はカバンに入れて運びやすい13インチ以下のものがおすすめになります。
本体の重さ
本体の重さは基本的には軽いに越したことはありません。
持ち運びにストレスを感じないようにするためには、本体の重さは1.5㎏以下のものを選ぶことをおすすめします。
最近は大画面なのに軽いパソコンもよく見られますのでいろいろなパソコンを調べてみましょう。
バッテリー駆動時間
単純にバッテリー駆動時間は長い方が便利です。
持ち運ぶ頻度が高い人はなおさらで、充電ケーブルなどをあわせて持ち歩く必要性が下がります。
しかし、バッテリー駆動時間が長い=大きいバッテリーを内蔵しているケースもあります。
その場合は総じて本体が重くなりやすい、充電時間が長くなりやすいなどがありますので注意しましょう。
CPU、メモリ、ストレージ
CPU、メモリ、ストレージは数字が大きくなるほどスペックが高くなると考えていただいてOKです。
Core i○シリーズはIntelのCPUになります。
AMD製Ryzenシリーズの場合は Ryzen 3=Core i3、Ryzen 5=Core i5、Ryzen 7=Core i7と考えていただいておおむね大丈夫です。
Microsoft Officeの有無
パソコンの利用目的に「文書作成」があるならWordやExcelなどのMicrosoft Officeを購入時にパソコンに入れておくことをおすすめします。
パソコン本体を購入後にWordやExcelなどを後から入れることもできますが、価格面でかなり負担が大きくなります。
WordやExcelと互換性があり無料で使えるGoogleドキュメントやスプレッドシートもありますが、個人的には有料なだけあってWordやExcelの方が使い勝手に優れていると思います。
また、個人・企業を問わず多くのユーザーに使用されているので他人とデータを共有する機会が多いという人は導入した方が便利でしょう。
ただ、無料ツールの存在のおかげで価格を節約したい時に検討しやすい部分ではあります。
まとめ【性能は高いに越したことはない】
いかがでしたでしょうか。
おさらいすると、用途別の最低限欲しいスペックは
用途 | CPU | メモリ | ストレージ |
インターネットの利用、ブログ、文書作成、動画の視聴 | Core i3 | 4GB | SSD128GB |
上記の用途+大量の画像、写真の使用・編集 | Core i5 | 8GB | SSD256GB |
ゲーム、動画編集 | Core i7 | 16GB | SSD512GB |
パソコン選びの際に確認すべき項目は以下の9つでした。
- 予算額
- デスクトップパソコンかノートパソコンか
- 画面の大きさ
- 本体の重さ
- バッテリー駆動時間
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- Microsoft Officeの有無
最低限のスペックを押さえておけばあとは予算との相談になります。
予算にこだわるあまり本来必要なスペックを妥協してスペック不足のパソコンを購入してしまわないように注意しましょう。
逆に予算に余裕がある場合は、長く使うことや今よりやりたいことが増えた時のことを考えてワンランク上のスペックのパソコンも検討してみましょう。
今回の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。