有料テーマのAFFINGER6を導入したら管理画面に「マイブロック」という項目が表示されるようになりました。

AFFINGERを導入するまでは無料テーマのCocoonを使っていました。
あえてこの目に付く場所にボタンを置くということは
これ、すげぇ便利でAFFINGER6のウリだから絶対使ってくれよな!
という開発者の意思と勝手に判断しました(笑)
名前から予想するに
自分がよく使うブロックをあらかじめ登録しておいて簡単に呼び出せる機能
ってところでしょう。
公式マニュアルには以下のように書かれています。
マイブロックはよく使うブロックパターンを登録しておくことで簡単に呼び出せるようになる機能です。
AFFINGER6公式マニュアル「ACTION MANUAL」より
予想のまんまですね(笑)
実際にそういう機能ならぜひとも使いこなしたいので、備忘録を兼ねて記事にします。
この記事はこんな人向け
- AFFINGER6を導入している人
- マイブロック機能の使い方を知らない人
この記事に書かれていること
- 頻繁に使うブロックをマイブロックとして登録する方法
- 登録したマイブロックを呼び出す方法
読むと得られるメリット
記事の執筆時間を短縮できる
すぐ読みたいところへ飛べる目次
マイブロックの登録方法
まず、管理画面の「マイブロック」→「新規追加」の順にクリックします。(場所は本記事冒頭の画像を参照してください)
すると記事作成時のような画面になりますので、タイトル=マイブロック管理画面での名称と登録したいブロックを作成します。
ここでは上にある「読むと得られるメリット」というブロックを例に説明します。
登録したいブロックのタイトル=名称を決める
これは自分でパッと見た時に何のブロックかわかるようにします。
今回の例の場合は単純に「読むと得られるメリット」でも良いですし、もう少し簡単に「読者のメリット」とかでも良いでしょう。
ここでは「読者のメリット」としてみます。
登録したいブロックをつくる
タイトルを決めたら実際に記事作成に使うブロックを作ります。
例の「読者のメリット」ブロックは以下の手順で作成しています。
- 編集画面左上の+ボタンを押すと表示されるブロック一覧から「STINGER:マイボックス」を呼び出す
- 画面右の設定画面で
- タイトル設定からボックスの見出しとアイコンを編集
- ボーダー設定で枠線の太さと角の丸みを編集
- 色設定でタイトル、背景、ボーダー、(必要なら)タイトルの下線の色を決定
ブロックが完成したらそのブロックのカテゴリを決めます。
カテゴリ分けしておくと「登録したブロックを呼び出す」ときに使いたいブロックを探しやすくなります。
私はこのブロックをリード文(記事の導入部分)で使いたいので「リード文」というカテゴリを作ってそこへ登録します。
画面右の設定からマイブロックをクリック。(設定がない時は公開ボタン横の⚙️をクリックすると出てきます)
少し下にあるカテゴリの「Add New Category」に「リード文」と入力。
終わったら右上の「公開」ボタンを押して登録完了です。

この場合の「公開」は他人に見せる、の意味ではなくマイブロックリストに「登録」するという意味合いで使われています。
登録したマイブロックを使う
マイブロックに登録したブロックを記事内で使うときの方法です。
編集画面左上の+ボタン→「パターン」をクリック。
最初にあるプルダウンで選ぶ所がカテゴリです。
「リード文」を選ぶと登録したブロックが出てきます。
今回は「読者のメリット」をクリックすると
①~③の順にクリック
記事内にブロックが入りました!
マイブロックと再利用ブロックの違い
マイブロックに似た機能として「再利用ブロック」というものがあります。
再利用ブロックはブロックエディタに標準搭載されているのでご存じの方も多いでしょう。
筆者はCocoonとAFFINGER6しかWordPressテーマを使ったことがありません。
中には再利用ブロックが利用できないテーマがあるかもしれませんのでご了承ください。
2つの機能の最大の違いは
登録したブロック本体を編集した時、その内容がすでに記事に使われているブロックに反映されるか否か
です。
マイブロックは反映されませんが再利用ブロックは反映されます。
この特徴を把握して使い分けができると記事の作成・リライトが効率よくできるようになります。
まだ再利用ブロックを知らない、使い方がよくわからないというあなたに「超便利 WordPress再利用ブロックの使い方」で再利用ブロックについてご紹介していますのでご覧になってください。
マイブロック機能の使い方のまとめ

マイブロック機能に関するおさらいです。
登録方法
- マイブロック→新規追加で登録画面を呼び出す
- 登録したいブロックを作成して公開(登録)
- カテゴリを一緒に登録しておくと呼び出すときに便利
呼び出し方法
- 編集画面左上の+ボタン→「パターン」で登録したブロックを呼び出す
- 挿入したいブロックを選んでクリック
作成(登録)したマイブロックの内容は後から変更しても既に投稿済みの内容には影響を与えません。
テンプレートをあらかじめ作成しておいて必要なときに記事に貼り付けるイメージになります。
前に使っていたCocoonには無かった(知らなかっただけ?)機能で非常に使い勝手の良い機能だと思います。
あらかじめよく使うブロックを1度作っておけば呼び出して貼るだけなので執筆時間の大幅短縮が期待できます。
この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。